ボウズメン別院
隠遁ブログ 生存確認処
おおつごもりカルナヴァーレ
一週間以上前のことになっちゃいますけど、イベント申し込みました。
受かるかどうかは……どうかなあ……

受かれば、今度は東館の可能性が高いかも。同人ソフトで申し込んでないから。
運良く受かって、何か作らなきゃとなった場合、制作期間からしてソフトは無理ですのでね。コピー本が関の山というところだろうと想定しています。
作業自体はパソコンでということになるんだろうけど、出力が問題。レーザープリンター持ってねえんだよなあ……そんな高いもんじゃないかもしれないけど、買うのはちょっと、なあ……

コピー誌を作るのも結構だけど、何を描くの? って問題もありますよねえ。
そんなに厚くない本でオリのネタってのも逆に難しい。手にとってもらいたければアニパロが結局は最上ということになるんでしょうけど……でも実際、アニメもほとんど見なくなりましたからねえ。
コ●ドギアスもゼロ魔も、一期の第一話(わずか数分)で挫折しちゃったし。(ゼロ魔は原作を一巻だけ読んだ)
スト魔女は最初から観ていない(第一回をみそびれてそれっきり) マク□スもオーディションのくだりで挫折してしまいました。
恋姫●双はしばらく観てた……いや、ここ三週ほど観てないや……このまま観なくなる兆候……
最後まで観てるのはゴルゴくらいなんじゃないでしょうか(笑)

ここに挙げた作品が、つまんないから観ない、と批判しているわけではありません。その点、誤解のなきよう。
忙しくて、のんびりテレビ観てる暇なんてないのよ、というのも理由のひとつではありますよね。

言い訳は色々あるんですが、現在話題になっているような作品群には、僕はもうついていけなくなりました。
作品に問題があるんじゃなくて、僕が歳をとりすぎたんです。

センスって言うか、(僕の)感覚が古くなりすぎて、若い方々が観ているような映像を、理解できなくなったんですよ。
いや、理解はできるけど、感覚が受けつけないって感じですかね。
楽しくないし、魅力を感じない。
わからない。どこが面白いのか、さっぱりわからないんですよ。どうにもわからないんだなあ。

喩えは悪いかもしれないけど……外国の人のジョークは笑えない……みたいな感じかな。
笑いのツボっていうのも文化ですからね。お国お国で全然違う。どこが面白いのかを延々と説明されたって、笑えないものは笑えない。そんな感じ。
だから、最先端のセンスと、僕の感覚が、もはや異文化と言っていいほど、かけ離れてしまっているんですよ。残念な事ですけど。

がんばって観ていれば面白くなってくるかな、と思っていろいろ観ていましたが……もうね、観ているのがね、苦行になりつつあるんですよね。辛いんですよ。
ジジイが若い方々と一緒になって楽しむことはできないよね、実際…… ジジイは寄席にでも行ってろよってことですかね……

ホント、僕は歳をとった。老いさらばえました。
アニメだけじゃなくて、マンガもラノベもほとんど読まないし、ゲームもしない。そういうもので楽しむことができなくなりました。
そういったものを楽しんでいた感性が枯渇したのか、摩滅したのか。
いや、こういうことを「老いる」っていうんだろうね。
麒麟も老いては駑馬に劣る―――というけれど、はじめから駑馬だったものがよぼよぼに老いさらばえたら、どうなっちゃうんだろう。

まあ、そういう意味でもね、僕は筆を折るべきなんですよね。早いとこ引退すべきなんです。
アニメもマンガもラノベもゲームも楽しくない…と思っている人間が、何を描くわけ? 冒涜ですよ…これは……

こういう症状は昨日今日はじまったことじゃないんです、実は。
十数年前、エヴァについていけなくなったことがはじまりですかね。
筋立てとかSFのガジェットみたいな部分が理解できなかったわけじゃないです。「ディラックの海」とか、別に誰かに解説してもらわなくっても最初から一応分かっていたし。
しかし、ウワーッって斯界が盛り上っていたなか、僕はひとり「???????」って思っていました。
冷めていた、とカッコつけているんじゃないですよ。わかんなかった。理解できなかった。

まったく分からなかったのは、ぶっちゃけキャラ萌え。
(当時)エヴァキャラになぜあれほど多くの人々が萌えたのか、僕はいまだにまったく理解できません。
ついていけなくなったってことなんです。
そこからのような気がしますよね、僕が「周回遅れ」になりはじめたのは。
二周三周と遅れていく、置いてかれていく……それからじわじわとひどくなっていったんです、「わからん」っていう感覚がね。

以来、創られたもの―――アニメに限らず、コミックやラノベも、ゲームですらも―――僕にしてみれば「何それ?? わからん??」という部分が大なり小なりありますよね。すべての作品を、僕は、よくて部分的にしか理解できてない。
たとえば、人気キャラ。人気が出て、同人などにも多く取り上げられるキャラっていうのが、僕には大抵理解できない。
アニメでもゲームでも、一番人気!とされているようなキャラは、僕からすれば、「なんでこいつが人気あるの??? どこがいいわけ?? ……わかんねえ??」って感じ。
波に乗れてないっていうか、時代の趨勢についていけなくなってしまったんですよ。

個人的にはそのキャラが好きじゃなくても、「ああ、キャラのあのあたりの部分にファンは萌えてんだろうな」って、みんなだいたいは分かっているわけでしょ? たとえそのキャラのアンチだとしても、アンチはアンチなりに。
僕にはもう、そういう理解すらないわけですよ。

さらに言うならば、「萌え」という概念自体が理解できてないですよね、僕。
便利な言葉だからときどき使うけど、でも実際、萌えるということがどういうことなのか、僕には分からない。萌えるという感覚を体験したことが、そもそもないかもしれない。
萌えというモノを理解すらできないのに、萌えが描けるわけないよね。

脱落してしまうと、もう、あとは転がり落ちる一方でした。這いあがるのは不可能にちかい。っていうか不可能。
そんな感じで、今に至るんですけれども。

2006〜2007にかけて、同人のほうでもいろいろ実験的なものを作ってみたりもしました。
パロディをやめ、オリジナル路線ってことで、「深山、調子ぶっこいてやりたい放題」とかって思われていたかもしれませんが……
まあ、それはそれで否定しきれない部分もあるんだけれど。それはそれとして、もう、そのあたりの時期にくると、パロディがしんどくなってきていたんですね。
何のパロディをして、どのキャラを描けばいいのか、それが分からない。さっぱり分かんないわけですよ。

パロディなんか、好きなもんを描けばいいじゃん、と言われるかもしれないが―――好きなもの、なんてことを言いはじめると、好きなものなんか、そもそも無いんだよ、ということになってしまう。アニメも観ない……観ても途中で投げちゃうし、マンガも読まなきゃ、ゲームもしない……

かなり激しく時代遅れになっていることは、自分でも痛感していましたのでね。
分かんないのに無理して、ついて行けてるフリだけしているのも痛いし。(すぐバレるし)
トレンドを追うとか、ニーズに応えるということが、できなくなってしまっているんですね。
やらない、じゃなくて、できない。
もっとも基本的な事が、出来なくなりはじめていたんです。
まさに末期症状。断末魔ですよ。

だから逆に居直って、「ついていけてない俺感覚」ってのがそれはそれで「味」だよなって、誰か思ってくんないかなあと……だから濃いオリジナルだったわけです……ま、甘い期待を抱いてみたりもしたわけですね。
くたびれた中年が最後に抱く淡い夢。そんな感じかなあ。
もはや、是か非かではなく、ああいったものしか作ることができないという状態になっていたわけなんです。

ただ、ネコキキやピエロだって、僕のマジやりたいことではないですよ。
あれでもまだまだ媚びてる。あんなもんじゃないですよ、僕のやりたい放題は(笑)
僕が一切の妥協無くやりたいことをやってしまったら、誰もついて来れないと思う。誰一人として。
甘く見てもらっちゃ困るな(笑)僕は、誰もツッコまないでおいたら、二代目ヘンリー・ダーガーになっちゃうような男ですよ。
興味のある人は、ヘンリー・ダーガーで検索してみよう。

急に小説を書き始めたりもしましたねえ。HPから消してしまいましたが。あれも、ある種の悪あがきだったんですよ。
僕は、ゲーム会社で9年ほど働いたけど、原画描かされたりシナリオ書かされたり、大人の事情であっちこっち振り回されましたのでね。バラバラなことばっかりやってました。
だから、ゲーム屋さんとしてのキャリアは10年近くても、原画のキャリアは意外なほど短い。シナリオも同様。しかも断続的なんですよねえ。原画→シナリオ→原画→シナリオ→……って、そういうのを繰り返していたから。(僕が望んだわけではありません)
結局、中途半端なだけなんですよね。だもんで、絵一本でやってきたガチの奴と、まともにイラスト勝負しても勝てないし。シナリオに生命を懸けてる奴には逆立ちしたって敵わないし。

何か、ひと工夫しなきゃいけないわけですよ、僕の場合。みんなが作るものと同じようなものを作っていたら、負けるに決まっている。僕は、純粋な意味では、絵描きではないし、モノ書きでもない。たんなるどっちつかずな半端者ですからね。
自分のもっているカードはすべて切っていかなければ、勝負にならんわけですよ。
だから、色々とおかしな活動をしていたのにも、模索、という意味はあったんですけどね。
どこかに、生き延びる道があるんじゃないか、とね。

まあ、無いだろう、という結論を、最終的には得たわけですが。
生兵法の二刀流が通じるような甘い世界ではなかったですよね……

いやまあ、それはどうでもいいんですけど。
とにかくねえ、「何を描いたらいいか」と考察しはじめると、「何も描かずに辞めるのがいちばんいいよ、俺の場合はさ」と、いつも必ず、そういう結論に達してしまうと、そういうことなんです。

僕は、まるで「妖精の輪」に閉じ込められたみたいに、この結論に何度も何度もたどり着きました。グルグルと堂々巡りをして、同じ場所に戻ってくるみたいに。
この数年、「自分は今やっているような仕事ではこの先やっていけない」という解を、何度も何度も導き出しては、再確認し続けてきたわけです。

この結論はたぶん正しい。

やっぱりどう考えても、僕は引退するべきなんでしょうね。
今年限りにしておくのがベストなんでしょう。

それができるならね。

仕事があればなあ。
問題は仕事なんですよねえ。
仕事さえあれば。
贅沢は言わないけど、適当な仕事があればねえ。こんなウザイ愚痴を垂れ流すこともなく、絵も何もかも、今年いっぱいでスパッと切っちゃうのになあ。

ほんと、僕は、どこへ行って何をやって生きていったらいいんでしょうねえ。
僕は何をする人ですか。
何をやったらいいんだろう……あるいは、僕に何ができるんでしょうね。
情けない話ですけど、42にもなって、まだそれを見つけることができないでいます。

誰か雇ってくださいよマジで。
クリエイティブ系以外ならなんでもいいから。
だめかなあ。
















































ってか、むしろ僕は、あらゆるタガをはずし、行くとこまでイッちゃって、偉大なるダーガーの孤高の足跡を辿るべきなのかしら

(笑)
お疲れ様でした
コミケに参加された皆様、お疲れさまでした。

以前から申し上げておりますように、現状、同人活動は休止しております。活動休止は無期限で、このまま引退というのも視野にあります。
イベント参加もしておりません。この先も基本的に参加予定はありません。

―――が、冬はどうなるか分かりません。
そもそも参加できるのか、参加できても頒布するものがあるのか―――等等の問題はあるのですが、それはそれとして、現状、とりあえず申込用紙を入手できるか、伝手に打診しているところです。

うまくすればというべきか、悪くすればというべきか……年末の一日だけ暫定復帰して、09年からまた休止、とする可能性が、わずかながらあります。

と、いいますのも、たんに「年末は暇」というだけのことなんですけれど……
いまはムチャクチャ忙しいんですけど、晩秋にはそれが終了(予定)するということです。
現在頂いているお仕事は、予定では12月までに終了(12月にはすでに終わっていなければならない)、ということになっておりまして。
逆に言えば、年末はまたまたニートに逆戻りの予定、ということなのです。

職もなく金もなく、ボーっと惚けながら寒い寒ぅい年の瀬を迎えるよりは、わずかなりとも家計の足しになるべく行動を起こす、なにかしらの努力をしたほうが建設的なんじゃないのか、と、そういう思考です。

依然として、自分はクリエイティブ撤退すべきという意志は固いんですけどね……長期的には身を引いていく流れでも、短期的には生活優先……食っていけなければどうにもならないですから。

もうホント、食っていけるんだったら何でもいいんですけどね。絵がどうこうとか、才能があるだのないだの、僕の気持ちがどうだとか、そういうことさえ、ここでは瑣末な事なんですよね。
生活を成り立たせる、ちゃんと暮らしていけるようになる、それが僕の目標です。



とにかく、イベントに関しましては、なにか確定しましたら、ここでも、サイトの方でも、告知をいたします。
目撃
紙を切らしてしまいましてね。自転車で文具屋へ出向いたのです。
大きな画材屋ではありません。二坪?三坪?というくらいの、ちいさなちいさな、町の文具屋さんなのですが。

そんな可愛らしいお店になぜか、スクリーントーンが置いてある。
Gペンのペン先やら、マンガ専用原稿用紙(青い印刷でトンボが入っているやつ)などが置いてある。
ちょっとした同人誌なら描き上げられるだろうだけの品揃えが、小さな文具屋の一角を占めているのです。

こんな僻地です。プロアマ全部合計したってそんなにたくさんのマンガ描きがいるとは思えない。
大阪市内ならいざ知らず、こんな場所でトーンの需要なんてあるのかな、と常々思っていたのですが……

見てしまった。
ああ、僕は見てしまった。

小学六年生か、ひょっとすると中学一年くらいの女の子。
当然のようにメガネっ娘でありました。
けっこう可愛い子でしたけどね。

その子が、ペン先やらトーンやらをしきりに物色していたのです。

トーンもペン先も、とりあえず何を買ったらいいかも分からない様子。
細い指でペン先をつまみ上げ、首をかしげていました。全くの初心者、という感じでした。

そばで、お母さま(娘をそのまま大人にしたようなメガネ母)が、娘のその様子を見守っておられました。

分かっちゃったよ、おじさんには、さ。

ママに、まんがセットを買ってもらうんだね……

最終的には、某社製の「同人誌スターターセット」みたいなものを購入されたようです。
紙・ペン・トーンなど、基本的なものがパッケージされているらしいですね。いまは、そういう便利なものがあるんですねえ。



同人作家がまた一人誕生する瞬間を、僕は見てしまった。



痛いんだか微笑ましいんだか。
痛いっちゃあ、失礼か。
10年後の大作家が誕生するその瞬間に、僕はたまたま立ち会ったのかもしれませんものねえ。










……二ヵ月後、母・ゆり子は、ふとしたことから娘・美沙の作品を見てしまう。
娘の外出中、掃除のため美沙の自室に入り、学習机の上に積み上げられていた完成原稿を、ついつい読みふけってしまったのであった。

「ああっ! あの娘ったら、なんて淫らな作品を……」

そう、そのマンガは、結婚もし子ももうけた……何も知らない乙女というわけではないゆり子ですら赤面を禁じえない破廉恥作品であった。
ひどく直接的に性的なモチーフが描かれている。

しかもそれは、素直に男女の性愛を描いたものではない。
衆道の契り……男と男の禁断の愛を、美しく、それでいて生々しく表現したものなのであった。

「いけない……いけないわ美沙」
ひとりごちながら、しかしゆり子のページを繰る手は止まろうとしない。

ギリシャ神話の神々をすら髣髴とさせる、夢のように美しい青年たちが、その生まれたままの姿を惜しげもなくさらしている。
あまりにも奔放に絡み合い、ひどく率直に性の悦びをその美しいかんばせに咲かせているのだった。

ゆり子はまだ、801、という言葉すら知らない。

(叱らなければ……こんなものを描くために、まんがセットを買い与えたのではないはずだわ)
しかし、ゆり子の胸の奥に生じた、この妖しい疼きはなんだろう。
ゆり子の手は、細かく震えはじめた。
原稿から視線をそらすことが出来なくなっていた。

「ああ……」
ゆり子は我知らず、その唇の間から甘い溜め息を漏らしていたのだった。

こんなにも胸がときめくのは、何年も前、新婚初夜を迎えたとき以来……
いや、もしかするとそれ以上の…………



ゆり子38歳、ボーイズラブに目覚めた瞬間であった。

それは遅すぎる開花であったろうか。

否。





一年後、ゆり子はBL同人作家としてコミケットへの初参加を果たす。

ペンネームは玻璃原まぁやであった。
娘の美沙は、瑠璃原さぁやと名乗っていた。

奇跡の母娘サークルとしてのし上がっていくゆり子と美沙。

壁サークルとなり、東館を席巻するのは、記念すべきコミケット80のことであった。















(これ以上続けると、疲れた身体に致命傷となるので、突然ですがここでヤメます)

バカなもの書いたせいでもないのでしょうが、頭が痛い。頭痛がひどい……
あんまりにも頭が痛くて、吐き気がしてきた。
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